ノスタルジック電脳遊戯録

秋葉原を拠点としているレトロゲーム系ブログ。ゲームプレイ日記とアイロンビーズと他諸々。

【ゲーム書籍】 「ロールプレイングゲームサイドVol.1」を読んでみた

第1回「ゲーム書籍」のコーナーです。
文字通りゲームに関する書籍を紹介するコーナーになります。
前から家にある物や、最近購入した物を出してはちまちまと書いていきます。
今回、紹介する書籍はこちら。


グラフィックス1



文字通り、RPGの専門誌です。
Vol.1なので、最初ですよ、最初。

その内容とは・・・。

・国産RPGの歴史(PCゲーム編)
メタルマックス特集
・真説・コンピューターRPGの起源
・地味に、ドルアーガの塔の話
スマホゲー、同人ゲーのRPG紹介

まぁ、何気に資料としてはかなり豪華な仕様ですよ。
特に、RPGの歴史の資料は、貴重だと思いますよ。

国産RPGの歴史も興味深いけど、この本の最も興味深い部分と言えば、やっぱりCRPGの起源。

ずっと、「ウィザードリィ」がCRPGの元祖と言われてた常識が覆される衝撃の事実の発掘。
その昔からRPGと言う分野はあったと、むしろ「ウィザードリィ」は後発であったと言う。
始めに、幻の元祖「モンスターメイズ」(1974)、現存する世界最古のRPG「Pedit5」(1975)。
色々すっとばして、元祖マルチプレイヤーオンラインRPG「ウブリエット」(1977)。
そこから「ウィザードリィ」(1981)ですよ。
だいたいの概要はこのくらいにして。

国産RPGも、やっぱり気になるじゃないですか、歴史とか。
「ザ・ブラックオニキス」は国産RPGの最初にヒットした、いわゆる「元祖」とよばれる作品で。
続くは「夢幻の心臓」「ハイドライド」「ザナドゥ」辺り。
アーケードでは「ドルアーガの塔」。
そして、ファミコンの「ドラクエ」、更に、当時のスクウェアの存続を賭けた名作「FF」ですよ。
あ、PC「イース」もそのくらいの時代のゲームか。
どれも伝説級のゲームですよ、PCゲームはほとんどやったことないゲームばかりだけど。
名前だけ聞いたことあるって事は有名じゃん?
まぁ、「ハイドライド」は、昔携帯のアプリでやったような記憶あるけど、覚えてないや。
でも、PC系の元祖RPGは気になりますね。

しかし、地味に「キングスナイト」もあったので、アレもRPGって事で良いのかしらん?
ガルは無かったけど・・・。

あと、「メタルマックス」シリーズの特集。
このシリーズはやったことないから割愛します(エッ)
ちょっと、気になったりはしますけどね。
3DSのVCで初代の配信されてるからやろうかなって思ったりもするけどね。


読んでみて、コレはVol.1に相応しい内容だと思いますよ、CRPGの歴史が書いてあるんだもん。
こうやって見ると、日本人は、外からの文化(RPG)を上手く吸収し、自分の文化(JRPG)にしてしまうのが上手い民族だと改めて思いますね。

これは、普通に興味深い1冊でした。